仮面ライダーSPIRITS書名:仮面ライダーSPIRITS 1~8著者名:原案 石ノ森章太郎 まんが 村枝賢一 出版社名:講談社 マガジンZコミックス 連載第1回から読んでいたとはいっても、さすがに買うまでは行きませんでした。そもそも石森さんの絵が好きなので、村枝さんが描くライダーはともかく、キャラが違いすぎてちょっと手が出なかったんで。個人的には島本さんが好きなんです。島本和彦さんの絵はもともと少年誌で石森さんが描いていた頃の一番暗い絵と近いものがあって、すごく似合っていたのよ。「炎の転校生」や「風の戦士ダン」もかなり石森テイストはいっていたし。 でも、仮面ライダーもZX編に入ってオリジナル色が強くなった頃からかなりお気に入りです。最近はヒーローMAXや宇宙船といった特撮関連の書籍でもスタッフと対談することが多くなって、そのキャラも何となく理解できてきた、というのもあるかもね。 ZXでは村雨よりも三影の方が好きだったりするんですが(映像作品ではタイガーロイドがかっこよくて好きです)、まんがではだんだん最終戦争的なところが出てきて良い感じになってきました。で、ついにここまできて買いそろえてしまいました。大人買いってやつですか。 009ぽく、最終的には世界をかけた戦いの様相を呈してきますが、このへん未だかつて描かれたことがありません。幻魔でもその入り口で終わってしまいました。デビルマンでもそのへんはあいまいです。ていうか、デビルマンではそもそも戦っていません。魔獣も。009はそこをやろうとしたら力尽きてしまったようです。 なので、今後の展開はすごく楽しみです。役者はそろった、あとはどう収拾をつけるかです。FSSも似たような展開ではありますが、あちらは戦いではありません。あくまで流れです。 ところで各ライダーのエピソードでいちばんぐっと来たのは実はライダーマン。ストロンガーも泣けましたが、もともとライダーマンとアマゾンは好きだし。アマゾンの話も良いぞ。 雑誌連載の立ち読みをすると泣きそうになることも実はしばしば。ライダー好きにはたまらんです。 ジャンル別一覧
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